Soの服作りについて

Soの服作りについて

Soがつくりたいのは、ひと目で強く主張する服ではありません。

朝、コーディネートに迷ったとき。
何を着ればいいかわからないとき。
気がつけば、自然と手に取っている。

そんなふうに、40代の毎日に静かになじみ、長く頼れる服を目指しています。

流行を追いかけすぎず、昔ながらの定番にとどまりすぎない。
大人のベーシックに、今のシルエットや空気感をさりげなく取り入れること。それが、Soの服作りの基本です。

スタイリストの現場から生まれる服

Soの服作りの出発点には、スタイリストとして多くの大人の男性と向き合ってきた経験があります。

体型の変化が気になり始めた。
若い頃に似合っていた服が、しっくりこなくなった。
何を選べばいいのか、少しずつわからなくなってきた。

40代の服選びには、若い頃とは違う悩みがあります。

だからこそSoでは、モデル体型の人だけが格好よく見える服ではなく、一般的な体型の大人が無理なく着られ、自然に整って見えるバランスを大切にしています。

袖の長さ、身幅のゆとり、着丈、パンツとのつながり。
数字だけでは表せない細かな違和感を、スタイリストの視点で一つずつ整えています。

ベーシックを、今の気分に更新する

白いシャツ、落ち着いた色のパンツ、シンプルなカットソー。

ベーシックな服は、どれも似ているように見えるかもしれません。
けれど、シルエットや素材、ほんの少しのディテールによって、着たときの印象は大きく変わります。

Soが考える定番は、何年も形を変えない服ではありません。

今の自分に自然になじみ、手持ちの服とも合わせやすく、数年先にも無理なく着られること。ベーシックを土台にしながら、時代に合わせて少しずつ更新していくことが、本当の意味での定番だと考えています。

国内の生地と縫製を中心に

Soの服は、国内でつくられた生地と、日本国内での縫製を中心に仕立てています。

国内生産であることだけを、特別な価値として掲げたいわけではありません。

生地の表情や着心地を確かめながら、縫製する方々と細かな部分まで相談し、一着ずつ完成度を高めていく。その距離の近さが、Soの服作りには欠かせないと考えているからです。

見た瞬間には気づかないかもしれない。
けれど、袖を通したときや何度も着続けたときに、少しずつ違いが伝わってくる。

そんな誠実なものづくりを大切にしています。

あえて、一つの色に絞る

多くのSoの商品は、カラー展開をせず、一つの色に絞って提案しています。

選択肢が多いことが、必ずしも選びやすさにつながるとは限りません。

この服の魅力が最も伝わり、40代のワードローブに自然となじむ色はどれか。何度も検討し、私たちが本当におすすめしたい一色だけを残しています。

迷わせるための選択肢ではなく、安心して選べる答えを提案する。
それも、スタイリストがつくるブランドとしての役割だと考えています。

少ない服でも、自然に整う

Soが目指しているのは、クローゼットを新しい服で埋め尽くすことではありません。

手持ちの服に一着加えるだけで、いつもの装いが少し新鮮に見える。
組み合わせに悩む時間が減り、朝の支度が少し楽になる。
着ている自分に、以前よりも少し自信が持てる。

そんな小さな変化を生み出す服でありたいと思っています。

派手ではないけれど、着ると違いがわかる。
頑張りすぎていないのに、自然と品よく見える。

40代の毎日にちょうどいい、新しい定番を。
Soはこれからも、長く頼れる一着を丁寧につくり続けます。

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